こんにちは〜!倫子です。
空見上げてますか?
今日も晴天に飛行機雲が見えて
むっちゃ気持ちの良い天気で
空見て深呼吸するだけで
自然からエネルギーもらえますよ〜!
ではでは、
父との最後について
もう一つ記事にしましたので、
苦手な人はやめておいてくださいね。
前回はこちら
28日(月)突然
病院から検査結果のお話ということで
お呼び出しがありました。
私は体調を崩していた娘を病院に
連れていくため、父の病院へは
姉貴と兄貴に任せました。
この時点で
22日に緊急入院から1週間ほど
- 肺炎悪化
- 酸素がちゃんと吸えてなくて
- 酸素供給量増加
- 今後自身の力では酸素が取り込めなく
なる可能性がある - それには苦しみを伴うため
鎮静剤を使う - 一度使うと鎮静剤はやめられなくなる
とのことでした。
正直今まで全ての大病を乗り越えてきた
父親であれば、今回もあっさり退院
という可能性もあるなと思っていた中
1週間でのあっという間の悪化
兄貴曰く
22日の入院した日も
冗談言ったり病院の待機時間が長くて
怒ってみたり、しんどいとはいえ
普段通りだった
本当にあっという間に
悪化するスピードが明らかに早い
そんな中、主治医の先生が
姉と兄に配慮してくれて
本当は会えない病院の規則のもと
面会させてくれました。
私たちが
30年前にお母さんを
癌で亡くしていること
ここ3年間ずっと
父を病院に定期検査で
連れてきていたことを
知っているからか
15分までの限定で会っても良いよ。
とても心を感じられる先生です。
有難い。
翌日、私は病院に電話しました。
5分〜10分なら会ってもらって大丈夫です。
と言って頂き、
片道1時間、往復2時間。
12月29日で、もう年末なので、
保育園もお休みで子供達2人は家に居る。
でも、旦那様は快く見送ってくれました。
この1年間施設に一緒に住む人々と
スタッフの中で
一人で頑張ってきた父
こんなにツラい状況にならないと
家族に会えないなんて
今は
病院で一人頑張っている
そんな父に
数分でも会いたい
応援してあげたい。
お喋りしたい。
父親の状況が
いつまで続くのか分からない
誰も
いつ退院出来るとも言ってくれないし
いつ最期が来るかも教えてくれない
でも
もし今日会いに行かなったら
一生会えないかもしれない。
そんな一心で父に会って
父の不安とか点滴何度も刺されて
痛くて辛かったとか
いっぱいいっぱい話を聞いて
あっという間に15分が経ちました。
翌日、30日
朝一に病院から電話あり
この年末年始の間に呼吸が止まる可能性あり
急いで面会に来てください。
とのこと。
その辺りから
葬儀屋のこととか
お寺さんとのやり取り
親戚への連絡や
父の銀行口座の取り扱いについて
対応することが山ほど・・・
全てのことを一つずつ、でも
刻一刻と時が進んでいくのを
感じて過ごしました。
その日も30分ほど父と面会しました。
喉が渇くからお茶を飲みたいけど
飲むと咳こんで
呼吸が荒くなり過呼吸になりパニック
ゆっくり
落ち着いて
手を握って
目を合わせて
1つ1つ
吸って
吐いて
見ている側がツラいってこれだなーと
感じた。変わってあげたい。
落ち着いてから
父親が初めてのように
実家を守りたかったこと
父の母親への想い入れについて
語ってくれました。
私は、この話を聞くために
ここにいるように思いました。
自分の意見は曲げない
頑固者で変わり者
男一人で子供3人を育て上げながらも
冗談を言い
人を笑わせるのが好きだった彼の
奥の方にある想い
このタイミングで
看護士さんから再度延命処置について
聞かれました。
心臓マッサージを有りにしていた
んだけど、心臓マッサージは痛みを
伴うと心配してくれました。
父の細さであれば
肋骨が折れるほどだと。
ただでさえ呼吸するだけで
あんなに苦しそうで辛そうなのに、
生命を維持するためだけに
心臓マッサージをして
肋骨を折ってまで
命を繋いで
なんの意味があるのだろう・・・
看護士さんの話を聞きながら
涙が止まりませんでした。
これ以上、
痛い想いやツラい思いを
させたくないです。
姉兄と3人で
延命処置は何もしない
という選択をしました。
病院の先生や看護士さんはとても
温かくて素敵な人ばかりでした。
心のこもった会話をしてくれて
支えになりました。
31日11時
病院より電話あり
朝は受け答え出来ていたが
今は少し難しい状態
と
姉からLINEが入る
病院からの電話は全て
姉貴に入るから
私への通知はLINEになる
これ結構弊害で
LINEで文字を見ると
緊急性が分からない
数分戸惑った
でもこれって、
タクシーで駆けつけるヤツじゃね?!
って気付いて
年末なんだけど再度家をあけて
子供達を旦那にお願いして
病院に行きました。
もう
会話は出来なくて
でも多分意識はあって
私がいることには気付いて
るんじゃないかなーと
感じる。
だから
ただただそこにずっと
手を握り
一緒にいました。
少ししてから
姉貴も兄貴も来て
姉兄3人で昔話に花添えて
2020年初めての家族勢揃い。
病院側の配慮で
夜通し居ても良いですよ〜
って。
難しいわけ・・・
子供達を寝かしつけに帰って
夜中に戻ってこようかな、とか
いろいろ考えて
でも
結局ね
夕方に
息を引き取りました。
母親の最期は立ち会えなかったから
姉兄3人揃って
父親の最期に立ち会えたのは
最高の見送り方だったのではと
思っています。
2020年12月31日
父に感謝と祈りを込めて。
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